東南アジアといっても、国によって考え方や価値観は違ってくるし、もちろん国だけではなく、個人によってもさまざまなので一概には言えませんが、日本人大好きな人が多いように感じます。東南アジアに行くと、日本人だと知って親切にしてくれる人は本当にたくさんいますね。

あくまでも個人の見解ですが、タイとフィリピンはシャイな人が多いように思います。こちらからいろいろ話しかけるとはにかんで、恥ずかしそうにしていますね。恥ずかしそうにしながらもきちんと受け答えはしてくれます。そして何と言っても親切な人が多いのは確かですね。東南アジアの人と接していると「どうしたら喜んでくれるだろう」と、考えてくれているのがひしひしと伝わってきます。彼らからは「日本人は親切だ」という言葉をよく聞きます。お互い親切だと思いあっているような感じですかね。

東南アジアはイスラム系の人が多いせいか、猫を大事にする人がたくさんいます。猫もそれをわかっているのか、野良猫なのに人懐っこい子が多いことにビックリした記憶があります。日本の野良猫は、人を見ると一目散に逃げたり、威嚇したり、さわろうとすると猫パンチが飛んできますが、東南アジアの猫は人間を敵だと思ってないんでしょうね、レストランでも普通に食事をしているテーブルの下にいて、おこぼれを当たり前のように待っています。こんな光景を目にすると、東南アジアの人たちは、人に対してだけでなく、動物にも優しい人種なんだなぁと思ってしまいます。

現地の人と仲良くしたいとは誰しもが思うことでしょうが、どうしたら仲良くできるのでしょうか。人間とは鏡のようなものだとはよく言ったもので、実際その通りなんですね。こちらがニコニコと笑顔で接すれば、相手も笑顔で返してくれます。特に東南アジアの人たちは、日本人に対しては元々親切で、何とか仲良くしようと頑張ってくれている人が多くいるので、こちらからも親切に接してあげるのがいちばんです。親切に接すると、本当に喜んでくれますし、とても好意的な態度を示してくれます。

中には無愛想でぶっきらぼうな人もいますが、悪気があるのではなく、表裏がないのだと思ってください。日本人のように本音と建て前の文化ではないので、意味もなくニコニコはしていません。ただし、決して機嫌が悪いわけではなく、ニコニコする理由がないので真顔なだけなんですね。そんな人に対してこちらからニッコリ微笑んで話しかけると、必ず笑顔で返してくれます。

気を付けてもらいたいのは、若干気の短い人が多いので、英語がうまく話せないからといって、オロオロしながら困ったような顔をして話しかけると、厳しい言葉が返ってくる場合があります。これは冷たいのではなく、自分には相手にではないと判断したがための態度なんですね。ここが日本人との大きな差です。日本人は相手が困っていても冷たく突き放したりはしませんよね。なんとかして助けてあげようと思うものですが、東南アジアでは、自分を犠牲にしてまで相手を思いやるという考えは残念ながらありません。「相手を思いやる」というのは、日本独特の文化なので、同じように求めてはいけないということですね。英語が得意でなくても、笑顔とジェスチャーで相手には伝わります。

東南アジアの人と仲良くなるには、こちらの態度次第と言っていいでしょうね。その代り、一度仲良くなると本当によくしてくれます。彼らは顔を覚えるのがとても得意で、1年ぶりに会った人が、私の顔と名前を覚えてくれていてビックリ!なんてことはよくあります。彼らにとって仲良くなった人は時間が経っても忘れないということなんでしょうね。