東南アジアへ行くことが決まったら、その国独特の雰囲気をめいっぱい楽しむべきでしょう。リゾート、観光、ショッピング、グルメなど目的はそれぞれだと思いますが、ありきたりの旅行ではなく、現地で楽しく遊ぶための心得をご紹介しましょう。

よくツアーなどにあるオプショナルツアーですが、もちろんこれらを利用してその国を知るというのもありです。ただし、これらは旅行会社と現地の会社が提携しているものなので、団体旅行的なものになってしまいます。繁盛期であれば、たくさんの日本人がゾロゾロとあちらこちらに連れて行かれるといった感じでしょうか。しかも自分たちのペースで行動するのは難しいですよね。ショッピングにしても「1時間後に集合」と、時間制限があるので、ゆっくり買い物ができなかったり、逆に興味のないところに何時間も滞在しなければならないといったような不満があるのも確かです。初めてで不安がある人や、何も考えなくてもあちこち連れて行ってもらいたいという人にとってはおすすめかもしれませんね。

オプショナルツアーではなく、自分たちだけでオリジナリティあふれた楽しみ方をしたいという人は、オプショナルツアーを申し込むのではなく、同じところへ行くにしても自力で行く計画を立ててみてください。

まず移動ですが、東南アジアは比較的タクシー料金が安いので、タクシーの利用をおすすめします。例えば、タイにはトゥクトゥクという、三輪タクシーのようなものもあります。ゴルフ場の移動で使用しているカートのようなものですね。そのほか、自転車タクシーなるものもあります。これは自転車にホロをかぶせただけのもので、ドライバーは自転車をこいで運んでくれます。日本で言うなら、人力車のようなものでしょうか。通常のタクシーより遥かに安いし、交渉次第ではさらに安くしてくれたりします。ちょっと移動するときには、とても便利なので、ぜひ活用してみてください。

これらのタクシーに乗車したら、ドライバーにいろいろ話しかけてみましょう。観光客を相手にしているドライバーはかなりの確率で英語が話せます。英語が得意ではない人は、単語でも構いません。けっこうな確率で通じたりします。「お腹が空いた」「美味しいお店はどこ?」など聞いてみましょう。親切に教えてくれるし、ガイドブックに載っていないような現地の人だけが知っているようなところを案内してくれます。

さらにもう一歩踏み込むなら、ドライバーと一緒にご飯を食べる!もちろん食事代は出してあげましょう。食事代そのものが安いので、そんなに負担にはならないはずです。一緒に食事をすることで、かなり親密になれたりします。この作戦で滞在中、専属の運転手になってくれたこともありますよ。しかもアバウトな料金設定で、こんなに安くていいの?と思うほどでした。実はこれ、ドライバーにとってメリットがあります。毎日お客さんを探すより、安くても専属のお客さんがいることのほうが利益はあるようですね。現地のドライバーと仲良くなるのは必須だと心得ておきましょう。

安心感を優先するのであれば、流しのタクシーではなく、ホテルに出入りしているタクシーを選びましょう。ホテルに出入りできるというのは、信頼できるということでもあるので、そこでタクシーをチョイスするのが間違いないと思います。

地元のお祭りに連れて行ってくれたり、現地の人が利用しているスーパーや食堂など、ガイドブックに載っていないようなところのほうが、その国のことがよくわかるし、楽しめるのは間違いないですよ。すべての人が信頼できるわけではありませんが、飛び込む勇気も必要だということですね。