東南アジアの人たちから、私たち日本人はどういう風に見られているのか知りたくないですか?もちろん国が違えば考え方や価値観が違うのは当たり前で、私たち日本人も東南アジアの人のことをある程度ですが「なんとなくこんな感じの人たち?」と、思っているところがありますよね。これと同じで、東南アジアの人たちから見た日本人ってこんな風に見られているんですよ。

まず東南アジアの人たちからみた日本人のイメージは「勤勉・真面目・時間に正確・働き者・キレイ好き・恥ずかしがり屋・団体行動が好き・自分の意見を主張しない・お金持ち」といったところでしょうか。確かに言われてみれば「その通り!」と思う人も多いのではないでしょうか。

「時間に正確」というのは東南アジアのどこへ行ってもよく言われます。例えば「8時待ち合わせ」と言われたら、8時に行くのが日本人ですよね。むしろ少し前に到着している人のほうが多いような気がします。しかし、東南アジアのほとんどの国では、時間通りに来る人稀ですね。遅れてきてもわびれた様子はなく「ここはマレーシアタイムだよ」などと、明るく説明してくれたりしちゃいます。だからと言って待ち合わせの時間に遅れて行くことはできないんですけどね・・日本人の悲しい性です。

「キレイ好き」もよく指摘されます。レストランで食事の前に手を洗うのは当然と言えば当然ですが、現地の人はまったく気にせず手づかみで食べたりしますね。日本では当たり前のことでも、現地に行けば「神経質」ということになるのかもしれません。何日か東南アジアで生活していると、いつの間にか慣れてしまうのですが、日本に帰国すると同時に神経質に早戻りしています。環境がそうさせているのかもしれませんね。

「団体行動が好き」というのもよく言われます。最近は一人で東南アジアを旅する人も増えてはきていますが、基本的には複数で行動していますよね。これは日本人特有というより、どこの国でも誰か相手がいたほうが安心という人間の心理からきているものでしょうが、特に日本人はそう思われているようです。

「恥ずかしがり屋・自分の意見を主張しない」ですが、これはもう国民性としか言いようがないですよね。裏を返せば、「相手を思いやれる控えめな人」といったところなんでしょうけどね。実際、東南アジアで「日本人は優しいから好き」ということをよく聞きます。「同じ東アジアでも日本人ほど優しい人種はいない」とのことらしいです。日本人からしてみれば、優しくしているつもりはなくても、相手に対して気遣っているだけのことなのですが、東南アジアの人からすれば「優しい」になるようですね。しかし、「東アジアの中で日本だけ」というのは嬉しいことですよね。

「お金持ち」に関しては、今や日本だけに限ったことではありませんが、やはり東南アジアはまだまだ発展途上国の貧しい人が多い国です。そんな人たちから見たらお金持ちというイメージがついてしまうのも致し方ありませんよね。

このように、東南アジアの人たちからみたら、日本人に対してさまざまイメージがあるようですが、決して悪いイメージを持っている人は少ないように感じます。東アジアの中でもかなり好かれている人種といってもいいのではないでしょうか。

ただし、「優しいイメージがあるので騙しやすい」「お金持ちがゆえに詐欺のターゲットとして狙いやすい」と、思われていることも少なくないので、そこは注意しないといけないところですよ。日本人だと知って近づいてくる人に対しては、いきなり受け入れるのではなく、まずは疑ってみるくらいでちょうどいいと思います。