東南アジアの人は親切で優しい人が多いのは確かですが、全員がそうとは限りません。やはり旅行者を騙して金品をまきあげようとする人も中にはいます。詐欺やスリ、ひったくりなど日本に比べて多いのは事実です。

最初から誰でも彼でも疑ってかかるのはよくないですが、やはり心のどこかで警戒心は常に持っていたほうがいいでしょうね。親切に近づいてきた人でも、100%信頼するのではなく、何かちょっとでもおかしいな・・と思ったらすぐに離れる勇気を持ちましょう。

見極め方は、まず相手から話しかけてくる場合です。頼みもしないのにあれこれ話しかけてきて「案内してあげる」といったようなことを言ってくる人は要注意ですね。詐欺を働こうとしている人は旅行客相手に片っ端から話しかける傾向にあります。現地の人がしつこく話しかけてきた場合は、さっさと立ち去るのが賢明だと思いますね。

現地の人と仲良くするにしても「仲良くする相手は自分が決める」という考えでいたほうがいいでしょう。詐欺を働こうとしている人は、とにかく自分から笑顔で話しかけるものです。逆に詐欺を働くつもりのない人は、少し消極的で、話しかけられれば応えるという姿勢なので、最初はちょっと消極的でも、いろいろ話しているうちにだんだんと仲良くなれるはずです。東南アジアの人は基本的に親切な人が多いので、詐欺を働くつもりのない人をうまく見極めてくださいね。

もちろん詐欺だけではなく、スリやひったくりにも気を付けてください。どこの国でもそうですが、海外ではカバンなどのひったくりが相変わらず横行しています。バイクや車に乗ったひったくりが多いのは言うまでもありませんよね。当たり前ですが、カバンは道路側の手で持たない、手提げではなくたすき掛けのバックを利用するというのはもはや常識でしょう。旅行中、荷物を入れるのに楽だということで、リュックサックを利用する人が多いですが、背中に背負っているので意外と危険だったりするんですね。リュックを利用する場合、繁華街では前に持ってきて抱えるようにすることをおすすめします。

さらに日本人がやりがちなのが、お店で支払いが終わった後、歩きながらお金を財布にしまうという行為です。これ、とても危険です。支払いが終わっておつりをもらったら、その場で財布に現金やカードをしまって、財布をカバンに入れてからお店をでるようにしてくださいね。現金をちらつかせるのは「お金を持っていますよ」と、周りのスリにアピールしているようなものなので注意しましょう。

屋台や地元のショッピング街、スーパーなどに行く場合は、小さな小銭入れに少しの現金を入れておくといいですよ。立派な財布は狙われやすいので、ちょっとずつ小分けにした現金を、できるだけチープな小銭入れに入れて持ち歩くことをおすすめします。見るからに「財布」とわかるような物は持たないほうがいいでしょうね。誰がどこから見ているかわからないということを肝に銘じておきましょう。

そして、ホテルの部屋だからといっても安心はできません。ホテルの部屋の中に持ち物を散乱させたまま外出する人が多くいますが、ホテルのスタッフだからといって信用してはいけません。清掃係が盗みを働くということはよくあります。貴重品は必ずセーフティボックスに入れるようにしてください。ちなみにセーフティボックスを利用せずに盗難にあったとしてもホテル側は責任を持ってくれないので注意してくださいね。貴重品以外の物は、スーツケースの中に入れて鍵をかけておくようにしましょう。変な話し、盗られてもいいものだけを置いておくぐらいの感覚でいたほうがいいでしょうね。